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黛 汐音 感想(VARIABLE BARRICADE・4)汐音のENDを見ました。 終わったー!! まだTRUE END見てないけどとりあえず終わったー!! 話もよく出来ているし、展開に破たんもなくおかしな部分もない。 描写も丁寧だし、登場キャラの心情にも違和感がない。 絵はもちろん美麗だし、中の人の演技だってよい。 なのに4人の攻略に2ヶ月もかかったのはひとえに 「メンドクサイ」。これに尽きました💦 ヒロインは「名家の跡取りにふさわしい高潔なお嬢様」として育て上げられ そうしつけた執事以外を基本信用せず、彼に全て依存しきっている少女。 自己肯定力が限りなく低いために人の意見に思い切り左右される面があり かといって「完璧な恋愛」「完璧な結婚」を夢見るかーなーりイタイ子でもあります。 乙女ゲーでは珍しい顔付き、声付きですが 中の人の演技あってこそ「可愛いヒロイン」に成り得たのだと思います。 自己投影派のプレイヤーだと拒絶反応の方が強く出そうな、そんな感じです。 一方、攻略対象&サブキャラもかなりクセがあるか同じようにイタイ人たちで 彼らの性格などもキチンと表現されていて齟齬はないのにやはりどこか「メンドクサイ」。 面白くないわけじゃないんです…面白くなければ1周目で放置してましたからw 登場人物の言動もゲーム内でちゃんと理解できるし、納得も出来ているのに そこに至るまでのアレコレが遠回りしすぎて「メンドクサイ」んです💦 エンディングに至るまでに敢えて話の筋を逸らしてるように見えてしまう分余計に。 テンポよくコメディとして進められればまた違ったのでしょうが 丁寧な描写が災いしたのか、かなり読み進めるのに時間がかかりました。 ヒロインの頑なな殻をこじ開け、自分らしさを取り戻させたシオンこそが 本来の乙女ゲーのメインヒーローであってもいいはずなのに メンタル豆腐以下な分、ヒロインより性質が悪いw イチヤをメインに持ってきて すったもんだしつつも恋物語として成立させてしまったのは このチームの腕の見せどころだったのだと思っています。 この√がアリかナシかで、この作品自体の評価が決まってしまいそうですけどね。 1番面白いと思ったのがナユタ√、タイガのキャラが1番(まともで)好きでした。 でも追加要素(美麗スチルも増えます)アリのSwich版を買うことは…ないかな?💦 面白いけど同じくらいメンドクサイってのは、ワタシには高難度です。 あと、個人的には思い切り感想が呟きにくいゲームでした。 ブログなどの感想を上げようと思うと、あらすじをなぞるようにしかあげられず 瞬間的に「これだ!」「これだけは言いたい!!」ってのが出来ませんでした。 以下、シオン雑感。 ・黛 汐音 数多のパトロンがいる「プロのヒモ」な美しすぎる22歳。 人の感情を汲み、彼らに合わせた言動をし、癒すことに長けている。 かつてはアメシストと呼ばれる天才的なモデル。 春日の言う「最初からヒロインに惚れている2人」のうちの1人。 頑なな殻を持つヒロインを「怒り」で壊そうとするのがタイガ√の醍醐味なら 「癒し」と「揺さぶり」で壊していくのがシオン√の醍醐味かも。 本来の自分を殺して数多のいばらに囲まれているヒロインに 何が足りなくて何を欲してて、どうすれば本来の彼女に戻せるか 冷静に判断し、彼女の負担にならないように行動する。 ヒロインは彼のことを「無職のヒモ」だと言うし、その気持ちもわからなくもないが 彼の存在で心が穏やかになり、明日への希望が湧くのならば それは五分五分だとワタシなんぞは思っていましたが。 確固たる自分を持っていながら他人に合わせ受け身に徹していた彼が 本当に欲しいもののために攻め手と化して動く。 そこらへんのブレのなさ、容赦のなさが気持ちいいし 彼に振り回されても他の人に振り回されることなく やがて自分なりの結論を出し、彼の手を取るヒロインもWinWin?で なんてーか、こっちのがメインルートじゃね?って感じでしたw 日本で通用するかどうかはわからないけれど 公的な部分を春日に任せ(ネタバレ見てるのでw 本来なら彼の仕事だろww) 私的な面をシオンに委ねる…でいいんじゃないのかな? 彼、色々出来そうだけれども、ヒロインの精神安定以外の仕事はやらなさそうだし。 美しすぎる見た目とクリアなトーンの声。 ワタシ得以外のナニモノでもありませんでしたノジケンさんありがとうww スポンサーサイト
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